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こんにちは

「聞きやすい」「わかりやすい」「何でも聞ける」

15年の経験と実績に加え迅速な対応と実行力で、労働トラブルを防止し
労務管理適正化を実現することで会社の更なる発展に貢献する

経営の安心・安定実現コンサルタント 松本容昌  です。

 

今回も前回に引続き社会保険の調査についてお話ししたいと思います。

誰もが思うことですが、何か問題がある時には、何とかそれを隠したいと思って
しまいます。

しかし、多くの場合、そんなに上手く行くものでは無いと言えます。

調査する側も、何処に注意すべきか?当然、考えているわけです。

◆前回の記事はこちら
>>「小さな「得」は、大きな「損」・・・!?-1-」
>>「小さな「得」は、大きな「損」・・・!?-2-」
>>「小さな「得」は、大きな「損」・・・!?-3-」

 

不正が、発覚した時どうします?

 

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前回、調査の時には、調査官は、

予め直近2年間に社会保険に加入した労働者のデータを把握していて、それに
基づいて、賃金台帳や出勤簿を確認して、加入日が適正かどうかをチェックします。

となれば、

見られては困る賃金台帳や出勤簿を、提示しなければ良いのでは?

と思うかもしれません。

 

あるいは、

賃金台帳の額や出勤簿の記録を訂正すれば、わからないのではないか?

と思うかともいるかと思います。

 

特に、従業員数が多ければ、出勤簿の1枚、2枚提示しなくても、調査官は
気が付かないだろう、と思っても不思議はないと思います。

 

しかし、

もし、私の顧問先でこういうことを言う社長様がいたら、絶対に辞めさせます!

 

確かに、調査官は、調査の時初めてその会社の賃金台帳や出勤簿を見る
わけですから、1、2枚見せなくても分からないはず、と思います。

 

しかし、相手もプロですから、当然、そういったことも考えているはずです。

 

社会保険の調査時には、必ず源泉所得税の領収書を提示します。

 

ご存知のように、従業員から預かった源泉所得税は、毎月あるいは半年ごとに
国に納めます。

 

その源泉所得税を納めるときには、納入書に、支払った給料の総額と人数を
記載しなければなりません。

 

つまり、例えば、6月に払った給料の額が、100万とすれば、当然提出された
6月の賃金台帳の総額も100万円となっているはずです。

 

しかし、提示された賃金台帳の総額が80万でしたら、その時点で、何人か分が
抜かれていると直ぐに分かってしまいます。

 

また、賃金台帳や出勤簿の数字を改ざんしても、出勤簿に記載されている労働
時間に対して正しく賃金が支払われているかを確認すれば、すぐに改ざんされて

いることがわかります。

 

 

仮に、賃金台帳と出勤簿を両方改ざんして、数字を合わせたとしても、今度は、
元々支払った額と相違してくるわけですから、先程言いました、

源泉所得税の領収書に記載されている総額と相違してくることになります。

 

では、その源泉所得税の金額を改ざんしたら?

 

それこそ、社会保険だけでなく、税務署にも不正をしたこととなります。

経理帳簿と照合すれば、直ぐに分かってしまいますよね。

 

堂々巡りのようになってしまいましたが(笑)、結局、下手な小細工しても
無駄と言うことなんです。

 

もちろん、それにかける労力や時間の損失も大きいのですが、それ以上に、
問題なのは、

「国に対して不正をした」

という事実です。

調査官は、「不正をした」という事実がわかった時に、どのような気持ちに
なるでしょうか?

 

賃金台帳や出勤簿の改ざんは、不正行為になりますので、当然、処罰の対象に
なり得ます。

 

さらに、他にも不正があるのではないか?

今後も、不正を行うのでないか?

とあらぬ疑いをかけられてしまうことも考えら得ます。

 

初めから、素直に賃金台帳や出勤簿を提示していれば、加入日の変更だけで
済んだかもしれないものを、下手な小細工をしたために、とんでもないことに

なってしまうこともありえます。

 

下手な小細工は、割があわない

 

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このように、社会保険の調査で下手な小細工をする、

ということは本当に割が合わないです。

ですから、仮に調査を受けることになった時点で、法律通りに出来ていない
ことがあっても、決して下手な小細工をするのことを考えないでください。

小さな「得」を得ようとすると、本当に大きな「損」をしてしまします。

 

しかし、今回のテーマの趣旨は、実は、もっともっと大きなところにあるんです。

小さな得を得ようとして、大きな損をするの「損」は、金銭や時間、労力の
ような感じで書いてきました。

 

もちろん、そのような損失も大きいものです。

しかし、

もっともっと大きな「損」がある、

と思うんです。

 

では、次回は、それについて書いてみます、と言いたいところですが、その
前に、もう1つ別のお話をしたいと思います。

 

今回は、社会保険について書いてきましたが、労務管理ではもう1つ重要な
保険制度があります。

それは、「雇用保険」です。

実は、雇用保険の場合、入社日から加入日を遅らせた場合、社会保険以上に
大きな問題が発生する場合があります。

 

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます。
社会保険労務士  松本 容昌

 

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