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こんにちは

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15年の経験と実績に加え迅速な対応と実行力で、労働トラブルを防止し労務管理適正化を実現することで会社の更なる発展に貢献する

経営の安心・安定実現コンサルタント
松本容昌  です。

今回は、出向と派遣との違いについて、労災保険からの視点でお話したいと思います。

出向と派遣との違いを考える場合に、労災保険との関連は、非常に重要なポイントとなってきます。

◆前回の記事はこちら
>>出向と派遣との違いは?-1-

 

出向の場合には労災保険の取扱いに注意が必要です。

 

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前回お話しましたように、出向と派遣の根本的な違いは、従業員との労働契約(雇用契約)が、実際に働く会社に移るか否かです。

出向の場合には、労働契約の一部又は全部が出向先に移るのに対して派遣の場合には、労働契約は、派遣先には移らず、あくまで派遣先は、指揮命令権のみを有することとなります。

ところで、出向と派遣との違いを考える場合に、労働契約以外にも注意しなければならない点があります。

まず、重要なポイントとなってくるのが、労災保険との関係です。

従業員が、業務中に事故等で負傷等を負った場合には、労災保険から保険給付を受けることができます。

出向先又は派遣先で労働している従業員が、労災事故に遭遇した場合、出向先又は出向元、派遣先又は派遣元、どちらの会社の労災保険の適用を受けるかが問題となってきます。

まず、出向の場合ですが、先程もお話しましたように、出向の場合は、労働契約の一部又は全部が出向先に移るため、それに伴い、従業員は、出向先の管理監督下に入ると考えられます。

 

しかし、派遣の場合には、派遣先は、あくまで就業員に対して業務に関する指揮命令権を有するのみですので、派遣従業員を管理監督するのは、あくまで派遣元となります。

そのため、出向した従業員は、出向先の労災保険の適用を受けることとなります。

それに対して派遣の場合は、派遣元の労災保険の適用を受けます。

となると、ここで重要な問題が出てきます。
 
 
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それは、労災保険料です。

ご存知のように、労災保険料は、従業員に支払われた給料(賞与等を含む)を基に計算されます。

先程も言いましたが、出向の場合は、出向先の労災保険が適用されます。

ですから、当然、出向従業員の労災保険料は、出向先が負担することとなります。

 

しかし、出向従業員の給料が出向元から支払われる場合があります。

このような場合には、出向先の労災保険料を計算する際に、出向元から支払われた出向従業員の給料を加算する必要があります。

逆に出向元では、出向従業員の給料分を控除して、労災保険料を計算する必要があります。

 

ちなみに、雇用保険料は、主に給料を支払っている側で計算するため、出向元で給料を支払っている場合には、出向元の雇用保険料に加算する必要があります。

派遣では、このような概念はなく、労災保険も雇用保険も派遣元の保険料に加算することとなります。

このように従業員を出向させる場合には、労災保険と労災保険料の取扱いに注意する必要があります。
 
 
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本日もお読みいただきましてありがとうございます。
社会保険労務士 松本 容昌
 
 
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