-就業規則について不安はありませんか?こちらをクリックするとその不安が解消されます↓↓↓-
banner02-3

こんにちは

「聞きやすい」「わかりやすい」「何でも聞ける」

15年の経験と実績に加え迅速な対応と実行力で、労働トラブルを防止し労務管理適正化を実現することで会社の更なる発展に貢献する

経営の安心・安定実現コンサルタント
松本容昌  です。

 

前回、お話しましたように、通勤の途中の事故等で負傷等した場合に、労災保険から補償を受けるには、合理的な経路及び方法よる通勤の途中での事故である必要あります。

前回は、合理的な方法についてお話しましたので、今回は、合理的な経路についてお話したいと思います。

 

◆前回の記事はこちら
>>「労災保険における通勤とは?-1-」

 

合理的な経路は必ずしも最短距離である必要はありません

 

a0006_001084_m

「合理的な経路」とは、労働者が住居と勤務先との間を、通常的に考えて不自然ではない経路を言います。

ですから、「合理的な経路」は、必ずしも1つでなく複数あることも当然考えられます。

例えば、自動車通勤の場合でその日の混雑具合で通る経路を変える事は十分考えられます。

また、普段は徒歩又は自転車で通勤していた労働者が、天候等の理由でバス等の交通機関で通勤するケースも考えられます。

つまり、必ずしも最短コースを通る必要は無く、常識的な範囲内であれば最短コースから多少外れても「合理的な経路」と認められます。

「常識的な範囲」が明確に定められてはいないので、一概には言えないのですが、

最短コースより何キロも離れた経路を通る事は通常は考えられないので、仮に何らかの理由で最短コースより何キロも離れた場所で災害に遭った場合には、合理的な経路上での災害では無いと認定され、通勤災害の補償の対象とはならない可能性が高いと言えます。
 
 
<スポンサーリンク>



 

「逸脱」後は、補償されなくなってしまいます

 

a1090_000043_m

そして、「合理的な経路」と密接な関係がある概念が「逸脱」です。

先程、最短コースから何キロも離れた場所で災害に遭った場合には、補償の対象とならなくなる、と書きましたが、これは通常利用すると考えられる経路から、何キロも離れるという事は、何らかの通勤以外の目的でその場所へ行ったと考えられます。

このような通勤の途中で通勤とは関係ない目的で合理的な経路から外れることを「逸脱」といいます。

ここが重要な点となってくるのですが、労災保険では通勤途中で、「逸脱」をした時点から、通勤とはみなさなくなります。

例えば勤務終了後、映画館で映画を見に行こうと、通常の経路から外れて別の経路に入ったとします。

つまり、別の経路に入った時点で「逸脱」とみなされます。

ですから、別の経路に入った以降は通勤とは見なされなくなるため、別の経路に入った以降に仮にに災害に遭っても、補償を受ける事は出来なくなります。

ここで注意が必要なのは、「逸脱」した以降すべてが通勤と見なされなくなるので、たとえ映画を見終えて、通常の経路に戻り、その後災害に遭遇してしまったとしても、労災保険は適用されないこととなってしまいます。

退社後は労働者にとってはプライベートな時間ですので、「逸脱」に該当する行為は十分考えられますし、それ自体は問題があることではありません。

しかし、通勤災害に関しては、「逸脱」後の災害は補償されない、という事は、是非認識しておいていただきたいと思います。

 

ただし、あまりに「逸脱」を厳格にしてしまうと、支障が出てくる場合が考えられます。

例えば、病院に寄ったり銀行に行ったり、日常生活において最低限必要な所用を会社の帰りに済ませる事はごく普通に考えられます。

厳格に「逸脱」を適用してしまうと、病院や銀行がどんなに会社に近くても一度帰宅してから再度出かける必要が出てきます。

このように「逸脱」をあまりに厳格してしまうと日常生活に支障が出てきてしまうので、労災保険では、日常生活に最低限必要な行為については例外を設けています。

次回はその辺りについてお話したいと思います。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。
社会保険労務士 松本 容昌
 
 
<スポンサーリンク>



 
 

労務管理知識を無理なく習得! 無料メールセミナー「労務365日」

 

労務管理知識をわかりやすく解説してあります。
毎日わずか3分で、しかも無料で正しい労務管理知識を習得でき、あなたの会社が益々発展します。

◆登録はこちらをクリック
↓↓↓
03

◆こちらの関連記事も是非お読み下さい

 

 

無料相談実施中!

 

CIMG4505

当事務所では、労務管理に関する無料相談を行っておりますので、労務管理に関するご質問等ありましたらお気軽にご相談下さい。

(東京)03-5962-8568

(静岡)053-474-8562

対応時間:9:00~18:00(月~金)
休日:土日祝日
※メールでお問い合わせの場合は、必ず電話番号をご記入下さい。法律解釈の誤解が生じてしまう恐れがありますので、メールでのご回答はいたしておりませんので、ご了承下さい。また、せっかくお電話いただいても外出中の場合もありますので、その点もご了承下さい。