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こんにちは

「聞きやすい」「わかりやすい」「何でも聞ける」

15年の経験と実績に加え迅速な対応と実行力で、労働トラブルを防止し
労務管理適正化を実現することで会社の更なる発展に貢献する

経営の安心・安定実現コンサルタント 松本容昌  です。

 

今回は、前回に続きまして、厚生年金保険料の意外な盲点

についてお話したいと思います。

実は、同一月内に社会保険の資格を取得喪失した場合でも、厚生年金保険の
保険料が戻ってくる場合があるのです。

 

 

◆前回の記事はこちら
>>厚生年金保険料の意外な盲点 -1-

 

厚生年金保険の年金額も月単位で計算されます

 

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前回、お話しましたように、社会保険料は、同月内に取得と喪失

があった場合には、1ヶ月分の保険料が、発生します。
しかし、

次のような場合には、厚生年金保険の保険料が戻ってきます。

 

例えば、4月1日に社会保険に加入し4月5日に喪失した労働者が、4月10日に
再度、社会保険に加入した場合です。

言われてみれば、「なるほど」と思うのですが、

厚生年金保険の年金額は、加入していた月を単位に計算されます。

 

となると、同一月内に、取得と喪失を複数回行っても、あくまで加入月は
1ヶ月です。

 

では、取得と喪失を複数回行った場合に、支払った保険料が全て年金額に
反映するのか?と言えば、そうではないのです。

 

それぞれの期間の標準報酬が、合算されるわけではなく、

最後に取得した被保険者分の標準報酬が将来の年金額に反映されます。

 

となると、同一月内に取得と喪失が複数回行われた場合に、

最後に取得した期間以外の期間に納めた保険料は、過払いとなります。
ですから、その分については、還付を請求することができるのです。
 
 
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ただし、会社負担分も当然、還付されるので、

会社が日本年金機構に還付請求をして、労働者分も受け取って、会社から労働者に還付する、

という流れになります。

 

ただ、会社としては、退職した労働者が、退職後、社会保険に加入したか
どうかは、わからない場合がほとんどですから、実際、還付請求できる

場合も多いのでしょうが、労働者からの申告が無い限り、還付請求は、
ほとんど行われていないのが現実と言えます。

 

ちなみに、還付できるのは、あくまで厚生年金保険料だけです

 

健康保険は、その加入期間は、保険給付を受ける権利が生じているわけ
ですから、同一月内の取得喪失でも、加入期間に対しては、保険料が

発生するという趣旨なのでしょう。

 

ところで、年金額が、月単位で計算されることは、いくら年金については素人
同然(苦笑)の私でも、さすがに知っていました。

ですから、同一月内に厚生年金保険の取得と喪失が複数回行われれば、
最後の取得分が年金額に反映される、ということはすんなり理解できました。

 

同一月内の複数回の取得喪失をすべて合算するとそのような法律自体も
無いし、実際、年金額の計算が非常に複雑になってしまうから、最後の分

だけを計算するのではないかと思います。

 

いずれにしても、これまで一度も、同一月内の取得喪失が行われた場合に、
年金額はどうなるのだろう?と考えたことがなかった自分にちょっと(だいぶ?)

あきれてしまいました(笑)

でも、久しぶりに「あ~そうか!」と思えることに素直に感動してしまいました(笑)

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます。
社会保険労務士 松本 容昌
 
 
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