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こんにちは

「聞きやすい」「わかりやすい」「何でも聞ける」

15年の経験と実績に加え迅速な対応と実行力で、労働トラブルを防止し労務管理適正化を実現することで会社の更なる発展に貢献する

経営の安心・安定実現コンサルタント
松本容昌 です。

 

これまで7回にわたって、「扶養の範囲内」という誰もが当たり前に使っている言葉について、お話ししてきました。

従業員だけでなく経営者の方も、「扶養の範囲内」という言葉を盲目的に使っている面は否めません。

今回は、最終回として、私が経験した事例を基に、「扶養の範囲内」について考えてみたいと思います。

 

前回までの記事
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -1-」
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -2-」
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -3-」
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -4-」
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -5-」
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -6-」
>>「扶養の範囲内とは?とは、そもそも・・・? -7-」

 

扶養の範囲内を今一度、考え直すきっかけになればと思います

 

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今回、扶養をテーマに書こうと思った、もう1つのきっかけですが、それは、前回登場したした社長様のある質問でした。

その社長様は、私にこんな質問をしました。

「A従業員から、『扶養の範囲内を超えて働くと税金はいくら高くなります?』って聞かれたんだけど・・・」

私は、返答に困ってしまいました。

 

Aさんは、女性パートタイマーで、Aさんが言う「扶養の範囲内」は、多分以前お話しした、配偶者控除の対象基準となる「103万円」のことかと思います。

 

でも、この質問は、実はおかしいのですよね。

以前、お話しした配偶者控除ですが、これは今回の例で言えば、Aさんの税金では無く、ご主人の税金が安くなる制度です。

さらに、ご主人の税金がいくら安くなるのかは、ご主人の収入の額によって変わります。

 
「扶養の範囲内を超えて働くと税金はいくら高くなります?」という質問自体もおかしいのですが、100歩譲って、質問が、「主人の税金は、いくら安くなりますか?」という趣旨であっても、Aさんのご主人の収入の額を知らない、社長様に聞いたところで解るわけないですよね。

つまり、Aさん自身、自分で言っている「扶養の範囲内」というもの自体を全く理解していなかったわけです。

 

この社長様の業種は、飲食店なんです。当然、年末年始は、1年で最も忙しい時期です。

 

幸い、私の方から、詳しい説明をさせていただきましたが、もし、本人が曖昧な知識で、年末の忙しい時期に、労働時間の調整をして、他の従業員に多大なしわ寄せがあり、その結果、実はAさんのご主人は、元々、納める税金が無くて、Aさんが、いくら103万円以下に抑えても、

結局は、労働時間の調整が、何の意味を持たなかった、

という悲惨な状況になるケースも実際には十分考えられます。
 
 
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一定の収入以上の場合には、ご主人の勤務先での扶養手当が無くなってしまう等奥さんの収入を一定額以内に収める方が、損得で言えば「得」の場合もあるでしょう。

また、そんな従業員に対して融通を利かせることも、ある意味、良い事かもしれません。

それ自体を否定するつもりもありません。

 

ただ、その結果、

他の従業員や経営者等の負担が増す結果をもたらしてしまうのであれば、それは何か違うのではないでしょうか?

 

100歩譲って、たとえ誰かに、しわ寄せがあったとしても、その従業員が、「得」をすれば、まだ許せるのかもしれません。

 

しかし、今回ご紹介したように、従業員自身が、「扶養の範囲内」を正しく理解していなくて、ただ何となしに「扶養の範囲内で働くことが得をする」と思っているケースも決して少なくないと思います。

 

ですから、「扶養の範囲内で働く」、誰もがごく当たり前に使っている、この言葉を、今一度、考え直すきっかけになれば、と思います。

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます。
社会保険労務士 松本 容昌
 
 
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